ヤフオク!や楽天オークションで欲しい商品を見つけたら「入札してみようかなー」って思いますよね?
終了まであと3日の1000円の商品を見つけて入札をしようとしています。予算は2500円です。
この場合、どのように入札をしていますか?
とりあえず様子を見るために1000円で入札する方もいれば、いきなり2500円で入札する方もいると思います。
終了までまだ3日あるので、オークション終了直前になったら2500円で入札する方もいそうですね。
「いったい、いつ入札すれば落札できるの?コツとかないの?」と、オークションを長い間続けているとこんなことを思うようになります。
今回は、オークションに入札するタイミングやコツについて考えていきたいと思います。
安く、確実に落札できる必勝法ってあるの?
誰もが一度は考えることですよね、「必ず安く落札できるコツのようなものってないの?」と。
一応、必ず落札できる方法はあることはありますが、あまり現実的ではありません。
その方法とは「予算を気にせず、他の入札者より高い価格で入札すること」です。
ほら・・・やっぱり無茶がありますよね?
オークションでは、他の入札者よりも高い価格で入札したまま終了を迎えることで、落札することが出来ます。
しかし、私もそうですが、ほとんどの入札者の方には「できるだけ安く落札したい」という条件が加わります。
同じように考えている入札者の方はたくさんいるため、「できるだけ安く落札したい」という希望は通りづらくなります。希望通りに安く落札できたのはラッキーだった、と思ったほうが良いくらい難しいです。
ですので「絶対に安く落札できる方法はあるの?」という問いには、「他の入札者に負けない価格で入札し続ける」と答えるしかありません。
ガッカリしましたか?でも、大丈夫です!安く落札できる確率をちょっとでも上げる方法はあります!
キーワードは「ずらし」「刻み」「終了直前」
安く落札できる確率をちょっとでも上げる方法を考えてみました。キーワードは「ずらし」「刻み」「終了間際」です。
私が勝手に考えたので、専門用語とかそんな大層なものではないです。「早い」「美味い」「安い」と同じようなものです。
「ずらし」とは?
「ずらし」とは、「キーワードがずれているもの」や「終了時間がずれているもの」を探すことです。
「キーワードがずれているもの」とは、正確な型番や正式名称などが省略されているもの・間違っているもののことです。キーワード検索では欲しい商品のキーワードを入力しますが、正しく入力することが前提ですので、名称の省略や間違ったものをタイトルをつけている場合には検索されにくくなります。
これを、カテゴリ検索などから探していきます。
私もこの方法を使って、欲しかったグッズを落札相場800円のところ、送料込みの500円で落札しました。
気の遠くなる地道な作業になりそうですが、案外かんたんに見つかることがありますので、宝探しの感覚で楽しみながら探してみましょう。
「終了時間がずれているもの」とは、定番になりつつある20時~1時の間に終了するオークションではないもののことです。
http://auction-monohertz.com/the-best-kaisaikikan
上の記事でもちょっとご紹介しましたが、たいていの人は夜は家にいます。オークションでは、多くの人に見られることによって、入札率や落札価格が上がる可能性があるため、夜に終了するように出品することが最適となりつつあります。
ですが、たまに朝9時に終了するオークションや平日のお昼過ぎに終了するオークションなどがあります。この時間帯にオークションを見たり、すぐに入札できたりする人は、夜と比べると少なくなります。このタイミングを狙って入札をします。
「あの・・・私も仕事をしていて、オークションをずっと見たり、すぐに入札したり出来ない側の人間なのですが。」という方でも大丈夫です。
入札予約機能を利用すれば、手が離せない時間帯でも入札が出来るようになります。
入札予約についての詳しい説明は、こちらの2つをどうぞ。
http://auction-monohertz.com/nyuusatsu-yoyaku-touroku
http://auction-monohertz.com/nyuusatsu-yoyaku-riyou
他の入札者が入札してくることも考えられます。落札できる確率を少しでも上げるために、この後ご紹介する「刻み」「終了間際」もあわせて使いましょう。
「刻み」とは?
次に「刻み(きざみ)」ですね。
「刻み」とは、価格を1001円、1010円など1円や10円で少し刻んで入札することです。
たとえば、1000円の商品に入札しようとします。予算は2500円です。
この場合、私は1000円では入札しません。入札するならば2430円で入札します。
これは、他の入札者からの入札があった場合に、きりの良い数字であると最高額入札者ではなくなる可能性が高くなるからです。
もしも、他の入札者から2401円で入札があったとしても最高額入札者のままですし、ちょっと捻って2420円で入札してくる入札者にも対応ができます。
最近では10円、20円で刻んでくる入札が当たり前になりつつあるので、それを見越して30円で刻んでいくようにしています。ちょっとした小技ですね。
「終了間際」とは?
「終了間際」はそのままの意味で、オークション終了直前に入札をすることです。
どうして入札をするのは、終了間際のタイミングにすると良いのでしょうか?
理由としては、「気がつかれないように入札する」「他の入札者の油断を誘う」「自動延長がないオークションで一発で落札する」などが挙げられます。
まず、自動延長があるオークションの場合を考えましょう。
自動延長が働く仕組みとして、オークション終了5分前から終了までに現在の価格が上がった場合に終了時間が5分延長されます。
言い換えれば、オークション終了5分前から終了までに価格が上がらなければ自動延長は働きません。ですので、入札者がいない状態のオークションへ終了1分前に入札しても、価格が上がらない限り延長されることはありません。「気がつかれないように入札する」というのはこのことです。
「スナイプ入札」と言ったりもしますね。
また、自動延長が働いたとしても、新たに終了の直前に入札することで「他の入札者の油断を誘う」ことが出来ます。
「落札したと思って安心して、ちょっと目を離していたら他の人に落札されていた!」なんていうことがよくあります。私もたまにやってしまいます。
100%上手くいくとは限りませんが、有効な手だと思います。
自動延長がないオークションの場合も考えましょう。
自動延長が設定されていないオークションでは、終了間際に入札したとしても自動延長の機能は働きません。
そのため、終了した時点で最高額入札者になっていた人が商品を落札することが出来ます。
これも「スナイプ入札」の類いで、まさに一発勝負です。
自分の予算と相談し、相手の入札額を予想する必要があるため難易度はあがりますが「自動延長がないオークションで一発で落札する」ことが可能です。先にご紹介した「ずらし」や「刻み」を上手に使うことで、より落札できる確率が上がります。
予算を越えない入札を繰り返すことがコツ
今までご紹介したものをまとめると・・・
- 絶対に落札できる方法はないものと思って、出来るだけ安く落札できる方法を考える
- キーワードは「ずらし」「刻み」「終了間際」
- 入札予約も使って落札できる確率を上げる
今回のテーマは「入札のタイミングやコツを考えてみる」というものでした。
結果としては、落札の可能性を少しでも上げるためにはどうすれば良いか?に焦点を当ててご紹介をしました。
ちょっとした技や方法がありましたが、それぞれを個別で使うのではなく組み合わせて利用することで、より落札の可能性を上げることが出来ます。
それらを用いて予算を越えないように入札をし続け、予算を越えた時点で諦めて別のオークションに入札することを繰り返していれば、いずれは落札できるでしょう。
出品だけでなく落札でも「気長に辛抱強く待つ」というものが備わっていると、オークションが嫌にならずに済むのかな、なんて思います。