2023年3月中旬、前々から気になっていたメルカリの「メルカード」を作りました。
正直なところ、わざわざメルカードを持つメリットが少ないと作成前は思っていました。
一応、のんびりメルカリを続けて5年になるユーザーですし、特典ポイントもいただけるようなので、空いた時間にサクッとメルカードを申し込んでみました。
まさか、発行審査が1秒足らずで終わるとは思いませんでしたが……。
そんな驚きとともに、今回はメルカードの特徴・入会特典・作成方法の手順などの基本的な情報をお伝えしながら、実際にメルカードを作ってみて感じたメリット＆デメリットもご紹介します！
記事終盤では、これからメルカードを作成する人が「もらえるポイントをさらに増やして得をする方法」も紹介しているので、ぜひご覧ください！
メルカリの「メルカード」ってどんなカード？特徴を簡単にご紹介
| カード名 | メルカード |
| カードブランド | JCBのみ |
| 年会費 | 永年無料 |
| 支払い方法 | 1回払い（分割払いは不可） |
| 貯まるポイント | メルカリポイント |
| ポイント還元率 | メルカリ購入時：1.0%～4.0%（利用状況によって変動）/ その他利用時：1.0%固定 |
| ポイント付与上限 | メルカリ・メルカリShops：各3万ポイントまで（半年ごとにリセット） / その他利用：上限なし |
| 利用限度額 | 50万円まで |
| 対象者 | 日本在住の20歳以上の方 |
| その他 | メルカリアプリで「かんたん本人決済」「メルペイの定額払い」への申込・審査が必要 |
メルカードは、フリマアプリである「メルカリ」が提供するクレジットカードです。
メルカリのクレジットカードなので「メルカード」と非常にわかりやすい名前で、2022年11月8日の提供開始日から話題になりました。
メルカードは、メルカリアプリとの連動で利用や管理がしやすくなるのも便利な特徴ですが……やはり一番の特徴は、メルカリの商品購入時のポイント還元率が「1.0%～4.0%」で変動する点です。
変動するポイント還元率の決定条件は明かされていませんが、メルカリの取引実績によって変わるようです。
また、毎月8日にメルカード（メルペイスマート払いも含む）をメルカリ＆メルカリ以外のお買い物で利用すると、決済対象額の8%相当分（上限300ポイント）がポイントで還元されます。
商品購入で還元されるポイントは全てメルカリポイントなので、高い還元率によってメルカリポイントを貯めやすいクレジットカードと言えます。
メルカードを申し込んでみよう！／申し込みの条件＆手順について
メルカードはクレジットカードですので、申し込むための条件や手順が設けられています。
ここでは、メルカードの申し込み条件3つと申し込み手順を確認しておきましょう。
メルカードの申し込み条件は3つ！
メルカードを申し込むためには、下記3つの条件を全て満たしていなければなりません。
- 条件1：メルカリのアカウント＆メルカリアプリを持っている
- 条件2：日本在住の20歳以上であること
- 条件3：かんたん本人確認＆メルペイの定額払いへの申込・審査が必要
一つずつチェックしていきましょう！
条件1：メルカリのアカウント＆メルカリアプリを持っている
メルカードの申し込みには、メルカリのアカウントを持っていることが条件となります。
とはいえ、メルカリで商品を購入したり出品したりしている方は、すでにこの条件を満たしているので気にする必要はありません。
ただし、メルカードの申し込みや受け取り後の初期設定などにメルカリアプリが必要になります。
Webブラウザ版のメルカリには非対応のため、あらかじめスマートフォンにメルカリアプリをインストールして申し込みましょう。
条件2：日本在住の20歳以上であること
メルカードは、日本在住の20歳以上の方であれば誰でも申し込みが可能です。
あえて注意点を挙げるとすれば、メルカードを申し込みできる年齢が「20歳以上」となっている点でしょう。
一般的なクレジットカードの多くは、2022年4月1日から成人の年齢が満18歳となったことにあわせて、親権者の同意無しで申込可能な年齢も18歳以上と変更されています。
しかし、メルカードでは申し込み条件で、年齢を「20歳以上」と定めています。おそらく、後述する条件3の「メルペイの定額払い」の利用条件が20歳以上となっているためと思われます。
一般的なクレジットカードの申し込み条件とは異なるため、間違えないようにしましょう。
条件3：かんたん本人確認＆メルペイの定額払いへの申込・審査が必要
メルカードは、「かんたん本人確認」と「メルペイの定額払い」の申込・審査が必要になります。
それぞれの申し込みの内容や手順については、そこまで難しいものではありませんが、審査完了までに数時間から数日かかります。
「審査完了したのに、メルカードの入会特典キャンペーンが終了していた……」なんてことにならないためにも、事前にかんたん本人確認とメルペイの定額払いの審査を完了させておき、余裕をもってメルカードの申し込みを行いましょう。
メルカードの申し込み手順／わかりやすい画像で流れを確認しよう！
次は、実際にメルカードを申し込む手順を画像付きでご紹介します。
まずは、メルカリアプリの「支払い→メルカード券面→メルカードを申し込み」の順にタップしましょう。
▲メルカードのトップページへ移動するので、ページ下部の「申し込む」ボタンをタップします。
▲すると「利用規約等への同意」の画面へ移動します
▲メルカード利用＆定額払い利用の規約に目を通したら、チェックボタンをタップしてチェックを入れましょう。
▲「初期設定後、メルカリでの支払い方法が『メルカード』に設定されます※いつでも変更できます」にもチェックを入れ、「同意して次へ」ボタンをタップしましょう。
▲「電話番号認証（SMS認証）」の画面になるので、登録済みの電話番号に届いた6桁の暗証番号を入力して、「認証して完了」をタップしましょう。※60秒たっても認証番号が届かない場合は「認証番号を再送する」か「電話で認証番号を聞く」ことでも入力が行えます
▲「パスコード確認」の画面になるので、メルカリに登録済みのパスコードを入力しましょう。
▲パスコード入力が確認されると、「カード申し込み」画面へ移動します。
「カード申し込み」で入力する内容は、以下のようになっています。
- 名前（漢字・カナ）
- カード名義（アルファベット）
- 生年月日
- 電話番号
- 職業
- 勤務先の有無
- 勤務先名（カナ）
- 申込人の住所（カードお届け先かどうかの確認有り）
- 米国への納税義務に関する確認（FATCA）
- メルカードの利用目的
- カード決済用暗証番号（数字4桁で設定）
▲各情報をすべて入力したら、画面下部の「この内容で申し込む」をタップしましょう。
▲「カード申し込み完了」の画面が表示されたら、メルカードの申し込みは完了です。
▲メルカードの申し込みが完了すると、メルカリ事務局から「メルカード申し込み受付完了のお知らせ」が届きます。
▲お知らせの内容通り、審査には最大2日ほど時間がかかります。審査結果が出るまで、のんびり待ちましょう。
▲ちなみに私が申し込んだ時は、メルカード申込完了と同時に審査も完了しました。記事タイトルでは「1秒」とわかりやすく表現しましたが、実際には審査時間はほぼ0でした。ちょっと早すぎる。
メルカードの審査落ちを防ぐために何が必要？／信用や実績を積み重ねよう！
▲メルカードの審査が完了すると、メルカリ事務局から「メルカード審査完了のお知らせ」が届きます。
しかし、残念ながらメルカードの審査に落ちてしまう方もいらっしゃるかと思います。
審査基準や内容について明言されていないので、審査に落ちない方法を知ることは難しいですが……
メルカードの審査通過を目指して、ひとまずメルカリやメルカリ以外での「信用」や「実績」を積み重ねてみると良いかもしれません。
「信用」や「実績」といっても具体的に説明するのが難しいですが、わかりやすくメルカード発行の場合に置き換えて考えると……
- メルカリでの商品購入・出品などの頻度
- 取引における対応や評価
- メルペイ（スマート払いも含む）の利用頻度や利用額
- 職業・年収・支払い遅延の有無
などは、どれも「申込者の信用・実績」を把握する上で役立ちそうな情報です。もちろん、上記の情報以外にも調査する要素はあるでしょうし、そもそも審査対象の項目ではない可能性もあります。
それでも、メルカリ側としては無責任にメルカードを発行できないので、申込者の利用実態は少なからず押さえておくべき情報になります。
そう考えると、メルカードの審査基準については一切明言されていませんが、
- メルカリでたくさん購入・出品をする
- 取引を滞りなく完了させて良い評価をもらう
- ポイントや売上金、メルペイを積極的に利用する
- 支払い期限は必ず守る
など、メルカリ利用者として行動は無駄にはなりませんので、目に見えない信用と目に見える実績を地道に積み重ねていくと良いでしょう。
とはいえ、メルカードを手にした今でも、何故こんなにも早く審査が完了したのかが正直わかりません。
クレジットカードの申し込みや審査と言えば、何かと時間のかかるイメージがあります。カード作成や発送の事務的な作業を除いたとしても、申込者情報の照合・確認作業には時間を要するものです。
「カード申し込み後に審査する」という流れが一般的ですが、メルカードに限って言えば、私がメルカードを申し込んだ時点で、すでにカード発行の基準を満たしている利用者だった可能性はあります。
ちなみに私の情報を少し書いておくと、2018年2月からメルカリをのんびりと続けて5年ほどになりますが、出品と購入の割合が7:3くらいの評価300もないユーザーです。
元々ヤフオク！ユーザーなので、毎日熱心に取り組んでいる方よりも明らかに利用頻度が低くて評価も少ないですが、それでもメルカードの審査を通過して問題なくカードを発行できました。
なので、メルカリをたくさん利用しているという利用者であれば、利用期間や評価数に関係なく、メルカードの発行申し込みをしてみると、意外とすんなり審査を通過するかもしれません。
メルカードが手元に届きました！／開封作業＆お届けまでの日数について
メルカード審査完了の連絡からしばらく待っていると……
▲メルカリ事務局から「メルカード発送完了のお知らせ」が届きました。このお知らせから4～7営業日ほどでメルカードが届くようなので、もう少し待ちましょう。
メルカードは真っ白で綺麗なナンバーレスカード
▲そして、メルカード発送完了のお知らせから4日後に「メルカリからの大切なお届け物（メルカード）」が郵便受けに入っていました。普通郵便なので非対面での配達になります。
▲封筒の中身は、メルカードと初期設定方法の案内でした。メルカードを手に取ってみましょう。
▲メルカードの表面です。メルカリマークやICチップ、差し込み方向の矢印しかありません。カード番号や有効期限などもない「ナンバーレスカード」ですね。
画像では見づらいですが「真っ白で丸い部分」と「ラメのような光沢がある部分」で模様が分かれています。とてもシンプルな見た目で個人的には好みですが、殺風景で味気ないと捉える方もいらっしゃるかもしれませんね。
▲メルカードの裏面です。表面と同じラメのような光沢がある模様で、表面よりも情報（ぼかしを入れています）が増えていますが、必要最低限しかありません。
ちなみに、届いた直後のメルカードはそのままでは利用できません。
メルカリアプリと連携させることで、ようやく利用可能になります（メルカード初期設定の方法は後述します）。
メルカードのお届け日数について
メルカードのお届け日数については、メルカリガイド内の「メルカードが届かない」の項目によると、
メルカードのお届けは、お申し込み完了から4〜7日程度かかります。
また、普通郵便でのお届けになりますので併せてご確認ください。
引用：メルカリガイド メルカードが届かない より
と書かれています。
記載の通りで考えると、メルカードが届くまでの日数は「7日間ほど」になりますが、実際に私がメルカードを申し込んでから受け取るまでに「約8日」かかりました。
私の場合の「メルカード申し込みから受け取りまでの日数」をまとめると、下記の通りになります。
- メルカード申込完了：2023年3月19日（日）15時32分
- メルカード審査完了：2023年3月19日（日）15時33分
- メルカード発送完了：2023年3月23日（木）17時26分
- メルカード受取完了：2023年3月27日（月）夕方過ぎに郵便受けを確認
普通郵便は土曜日・日曜日には配達されないので、私の場合は受け取りが月曜日になりましたが、おおむね記載された日数の通りに配達されるようです。
申し込みのタイミングによっては、申し込みから受け取りまでに1週間もかからない方もいらっしゃるかもしれません。
メルカード初期設定の方法は？／スマホで読み取るだけでOK！
受け取ったメルカードは、初期設定をせずにメルカリや街のお買い物で利用することはできません。
また、メルカードには初期設定の有効期限（カード発送から約90日）があり、有効期限を過ぎた場合は、再度申請からやり直すことになります。
うっかり忘れることは無いと思いますが、届いたその日にメルカリアプリで初期設定を済ませてしまいましょう。
メルカードの初期設定のやり方は非常に簡単で、手順は下記の通りです。
- メルカリアプリの「支払い」をタップする
- メルカード券面画像の「初期設定をする」をタップする
- スマートフォンをメルカードに重ねて読み取る
▲ちなみに、メルカードの初期設定方法はメルカードが貼り付けられていた台紙にも書かれています。
▲メルカード券面画像の「初期設定をする」をタップして移動してきた画面です。読み取りの準備ができたら「読み取る」をタップしましょう。
▲「スキャンの準備ができました」と表示されている状態のまま、メルカードをスマートフォンの読み取り部分に当てましょう。
▲もし、メルカードの読み取りが上手くいかなかったり、そもそも読み取り機能が無いスマートフォンを使っている方は、台紙に記載されたQRコードを読み取ることでも初期設定が行えます。
▲読み取りが成功すると「メルカードが使えるようになりました」と表示されます。これでメルカードの初期設定は完了です。「次へ」をタップしましょう。
▲「あと払い利用枠」にメルカードも加わりました。「次へ」をタップしましょう。
▲「利用上限金額」の見直しも可能です。普段の支払い状況を思い出しながら再設定しましょう（私はとりあえず3万円に設定しました）。
▲何かお知らせしてくれるようです。「次へ」をタップしましょう。
▲ページ下部の「特典をうけとる」をタップすると……
▲メルカード入会特典の1つである「初期設定完了で1000P」を獲得しました（残りの特典については後述します）。「次へ」をタップしましょう。
▲「あなたの還元率」として、還元ポイントが表示されます。この時点では私のポイント還元率は2.4%でした。「はじめる」をタップしましょう。
▲自分の還元率や還元率を上げる方法、メルカード利用キャンペーンへなどがチェックできます。
ちなみに、このすぐ後に1つ出品を完了させたら、ポイント還元率が3.0%にアップしました。
▲メルカリ事務局からは「メルカード初期設定完了のお知らせ」や……
▲「メルカード入会特典（初期設定完了）が付与されました」というお知らせが届きます。
メルカードを使う準備ができたので、メルカリや街のお買い物で利用してみましょう！
現在の「メルカード入会＆利用でもらえる初回特典ポイント」の種類＆ポイント数は？
メルカードには、入会・利用をするとメルカリポイントが付与される初回特典があります。
2023年7月現在のキャンペーンでは、初回特典としてメルカードの初期設定完了で「1000ポイント」のみとなっています。
ポイントをもらうための方法は、届いたメルカードの初期設定を完了するだけ。つまり、メルカリアプリとメルカードを紐づけるだけで、誰でも必ず1000ポイントがもらえます。
特に難しい作業ではないので、メルカードが届いたその日のうちに初期設定を完了させましょう。
ちなみにメルカード初回特典の種類やポイント数は、開催中のキャンペーンによって変わるので、こまめにチェックすることをおすすめします！
……とメルカードの初回特典ポイントについて解説しましたが、実はポイントインカム経由で申し込むことで、簡単かつお得にポイントをゲットする方法もあります（詳しい方法はこの記事終盤で紹介しています）。
実際にメルカードを作成＆利用してみて感じたメリット・デメリットは？
「気に入ったものがあったら買おう」「気が向いた時に出品しよう」という、のんびりメルカリユーザーな私にも、いくつかメルカードの良いところと悪いところがありました。
ということで、この項目ではメルカードを作成・利用して感じたメリット＆デメリットをそれぞれまとめてみました。
メルカードのメリット
メルカードを作成・利用して感じたメリットは下記3つです。
- メルカリユーザーなら誰でも得をする
- クレジットカードにしては申し込みから利用までの手続きが可能
- メルカリアプリとの連動で管理がしやすい
メルカリユーザーなら誰でも得をする
メルカードはメルカリユーザーを対象にしたクレジットカードなので、メルカリを利用する人であれば誰でもお得になるには良い点ですね。
利用頻度や利用金額は人によって差はあるものの、商品購入時の最大4.0%の還元ポイントや、エントリーして毎月8日に商品購入で+8%ポイント還元など、還元ポイントを得られる機会が確実に増えます。
「ヘビーユーザーほど得をする」というイメージがクレジットカードにはありますが、メルカードの場合は、少額の商品購入でもしっかりポイントが貯まります。
クレジットカードにしては申し込みから利用までの手続きが簡単
メルカリアプリで申し込みから利用までの手続きが可能なので、比較的扱いやすいクレジットカードだと感じました。
特に、クレジットカードの作成自体が初めての方でもわかるように、必要な情報を一度にではなく何回かに分けて入力させる流れは、入力漏れやミスも少なくなって良いですね。
また、メルカードの初期設定も数秒で完了するので、利用するまでに難しさを感じた部分は一切ありませんでした。
メルカリアプリとの連動で管理がしやすい
メルカードをメルカリアプリと連動させることで、利用時だけでなく緊急時にも管理がしやすくなるのは便利だと感じました。
一般的なクレジットカードの場合は持ち歩きが前提であり、利用履歴を確認する際はWebサイトやアプリなどの別媒体をチェックしなければなりません。
ところが、メルカードの場合はメルカリアプリとの連動が前提であり、利用履歴も同じメルカリアプリ内で確認できます。
カード利用と内容確認までの距離が近いことは利用者にとってもわかりやすく、特に不正利用や紛失などの緊急時に効果を発揮する良いシステムだと思います。
流行りのナンバーレスカードですし、カード停止もメルカリアプリ内から行えるので、万全なセキュリティで安心して利用できます。
メルカードのデメリット
メルカードを作成・利用して感じたデメリットは下記4つです。
- メルカリユーザー以外は全く対象にしていない
- 還元ポイントの変動条件や還元率の変化量がよくわからない
- 一年に2回、還元率が再設定されるタイミングがある
- メルカード単体では分割支払いができない
メルカリユーザー以外には全く対象にしていない
メルカードはメルカリユーザー向けのクレジットカードですので、逆の見方をすれば、メルカリを全く利用しない方にはおすすめできません。
一般的なクレジットカードと同様にメルカードをメルカリ以外で使うとしても、お得感は薄いどころか、むしろ使いづらい印象です。メルカードでは一括支払いのみですし、JCBブランドしか選べず、ポイント還元も固定ですからね……。
とはいえ、少しでもメルカリを利用するならば確実に還元ポイントは増えるので、これからメルカリを始めようと考えている方であれば、1枚作っておいても損はありません。
ここまで用途や目的のハッキリしているカードも珍しいですが、このくらい際立っていたほうが利用者としてもシンプルでわかりやすいと思います。
還元ポイントの変動条件や還元率の変化量がよくわからない
商品購入・出品による還元ポイントの変動の条件や、還元率がどのくらい上昇するのかが曖昧なところは気になりました。
「何をどうすれば還元ポイントを増やせるか？」がイマイチよくわからないため、このポイント目当てで積極的に行動することは無く、普段通りに購入や出品を続けています。
メルカードを作ったことによって、メルカリの利用状況が劇的に変わることはありませんでしたが、今まで通りに利用を続けていたら、いつの間にかお得だったというパターンが増えました。
一年に2回、還元率が再設定されるタイミングがある
メルカードの還元率は年に2回、4月1日と10月1日に再設定されます。
これも個人的に、メルカード独自の還元ポイントに対して、あまり積極的になれない理由の一つですね。
還元率が再設定される瞬間は当分先になるために何とも言えませんが、せっかく頑張って上げた還元率も半年ごとに強制的に再設定されてしまいます。
そもそも現時点では、再設定のタイミングで還元率が上がるのか下がるのかもわかりませんが……もし、還元率が下がったりリセットされるようなシステムであるならば、還元率を上げる条件や上昇率などを明確にしたほうが良いかなと思いました。
メルカード単体では分割支払いができない
メルカードをよくよくチェックしてみると、メルカード自体には分割払いの機能は付いていません。
一般的なクレジットカードとは、わかりやすく異なる点ですね。
もし分割支払いを利用する場合は、いったんメルカードの一括払いで支払い、メルカリアプリ内で定額払いへの変更が必要になります。
メルカリアプリで簡単に定額へ変更できると捉えるか、定額へ変更するために面倒な手間がかかると捉えるかは、利用する人によって意見が分かれそうな部分ですね。
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メルカードについてまとめると……
その名の通りに、メルカリ利用者以外に全くメリットがないメルカードですが、メルカリを少しでも利用する人にとってはお得なクレジットカードです。
還元ポイントの増加やメルカード利用者だけが得をするようなキャンペーンなどは、一通り用意されています。
サービス開始からまだ一年も経過していないので未知数な部分は多いですが、この先さらにお得な施策が増えていく可能性に期待したいですね。
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