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【ヤフオク】入札中のオークションで入札取り消し・キャンセルが発生する理由とは?

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入札取り消し?!

入札取り消し?!

先日、ヤフオクで欲しい商品を見つけました。以前から気になっていたで商品だったので、嬉しくなって入札をしてみました。

しばらくして、メールをチェックしていないことを思い出したのでYahoo!メールを見たところ、なんと「入札が取り消されました」というメールが来ていました。

一瞬、理解ができずに「なぜ?」と思いましたが、商品ページに移動してみて「しまった!やってしまったー!」とすぐに気がつきました。

一体何が起きたのか、簡単に説明すると・・・

  1. 欲しい商品を見つけて入札をする
  2. 入札は完了したが、普段使っているYahoo!IDではなく仕事用のYahoo!IDで入札をしていたうえに、気がつかずそのままにしていた
  3. 「新規ID・悪い評価の多い方のいきなりの入札はお断りしています。」という出品者の独自ルールに引っかかる
  4. 仕事用IDでの入札を取り消される

と、いったことがあったのです。

もしかしたら、私と同じように「突然入札を取り消された方」がいるのではないでしょうか?

今回は、新規IDの人や悪い評価の多い人の入札が取り消される理由は何か?を考えていきたいと思います。

もくじ

オークションで入札が取り消される理由とは?

入札が取り消される理由は様々です。主なところとしては、

  • 出品者の提示した条件に反していた場合
  • ヤフオク!運営側からオークションをキャンセルされた場合
  • 出品者自身がオークションをキャンセルした場合
  • 入札者が誤って入札をしてしまった場合

などが挙げられます。一つひとつ見ていきましょう。

出品者の提示した条件に反していた場合

これは、今回の私のようなケースですね。

出品者は、入札希望者に向けて、入札や落札にあたっての注意事項やルールを記載していることがあります。

例えば、「新規ID・悪い(マイナス)評価の多い方が入札をお考えの場合は、質問欄から一言ご連絡をお願いしております。」と、文章に差はありますがだいたいこのような具合です。

商品説明の部分に記載されていたり、出品者の自己紹介の欄に記載されていることが多いです。

では、なんのために出品者は注意事項やルールを記載しているのでしょうか?

主な理由として、オークション終了後に落札者と円滑に取引を進めるために設けていると考えられます。

ネットオークションの特性上、相手と直接会って取引することは、めったにありません。

そのため出品者は、相手の顔も名前もわからない状態で最後まで取引を無事に終えることができるだろうか?と、少なからず思っています。

そのような状況で唯一、手に入れられる相手の情報があります。

それは、「評価」です。

評価」は、今までどんな取引をしてきたかという目安にある程度することが出来ます。

ということは、「新規ID」の人は「オークションを始めたばかりで慣れていないのでは?」と考えることができ、「悪い評価が多い」人は「取引中に問題を起こして最後まで取引を終えることができないのでは?」と考えるのも無理はないです。

ですので、出品者が「質問欄から一言ご連絡をお願いしております。」というものを記載する意図としては、

ネットオークションにおける知識や礼儀などを理解しているか

いたずらの入札ではなく、本当に落札を考えているのか

落札後もスムーズに取引できる相手かどうか

などを質問欄に連絡をしてきた入札希望者から見るためなのです。そこが、出品者にとって「評価」以外で相手の情報を得られる機会とも言えるのです。

もし、新規IDや悪い評価が多い方が入札をする際は、入札前に「商品の入札を考えている」旨を、丁寧に質問欄から連絡するようにしましょう。

今回の私のケースでは、出品者側から見ると「新規ID」が何の前触れもなく急に入札してきたので、自分の設定した注意事項に反するので入札を取り消した、ということになります。

私の勘違いと言えど結果的には、急に入札して出品者を驚かせて、手間も取らせてしまったので申し訳ないことをしたな、と反省しました。次からしっかり確認しないといけませんね!

ヤフオク!運営側からオークションをキャンセルされた場合

普通に出品しているのであれば、このケースはまず起こらないと思います。

たとえば、出品時のタイトルや画像、説明などに、実際の商品と全く関係がないキーワードを入力したり、売却の意思がないのに出品していたり…と、ヤフオク!で定められている禁止行為がたくさんあります。

そのような明らかなガイドライン違反がある場合に、ヤフオク!運営側からキャンセルされることがあります。

商品の入札や落札をする際に、商品を買う側の不利益になってしまうことを防ぐため、と考えられます。

詳しい「ヤフオク!ガイドライン細則」はこちらを参考にしてください。結構な量があります。

出品者自身がオークションをキャンセルした場合

このケースによって取り消されることも、よく目にします。特に、出品者が利益を得たいがために、オークション自体をキャンセルすることがあります。

まずは、出品者自身がキャンセルをする「本来の使い方」を説明しておきます。

出品者は、商品や画像、説明など必要なものを用意してオークションに出品しています。しかし、商品を破損・紛失させてしまう、説明文とは違う状態になるなど、これ以上オークションが続けられないと出品者が判断した場合は、出品者自身でキャンセルすることができます。

しかし、このシステムを悪用しようと考える出品者もいるのです。

オークションに商品を出品するということは、誰しも「商品を売りたい」という気持ちが少なからずあると思います。その気持ちが強すぎてしまったがゆえに、自分が満足できる金額での落札とならない場合は入札者を全てキャンセルして、オークションを取り消す人もいます。

ヤフオク!では、入札者がいる・入札があったが取り消した状態でオークションを取り消すと、出品取消システム利用料として540円(税込)掛かります。

その金額を払ってでも取り消す方が良い、と出品者は判断していると思われます。

つまり「商品は売りたいが、安値で売る気はない」ということです。

実際の商品と説明されたものが異なるなど、やむを得ない事情の場合の入札取り消しは仕方ない、と考えることも出来ますが、出品者の利益のために入札を取り消されるのは、あまり気持ちの良いものではありませんね。

ごくまれに、利己的で悪質な出品者が存在する、ということを知識として持っておくのもオークションでは役に立ちます。

入札者からの要請があって入札を取り消す場合

これは、入札者が出品者へお願いをして取り消してもらうパターンです。

ヤフオクでは、入札者が間違えて入札をしてしまったなどのやむを得ない事情の場合に、落札者へ連絡をして入札を取り消してもらえるよう依頼することができます。

ですが、依頼ができるだけで、必ずしも入札を取り消すことが出来るとは限りません。

入札をするということは「商品購入の意思がある」と判断できます。このため、出品者は入札を取り消さないことも出来ます。入札する前に「本当に商品を購入したいのかどうか」をよく考えてから入札するようにしましょう。

ちなみに、一度入札を取り消されると、そのオークションに再度入札することはできなくなります。

取引相手のことを考えてオークションに参加しましょう

ここまで、入札の取り消しについて見てきました。

私も今回の出来事で知ったのですが、ヤフオク!では「やむを得ない事情があるとき以外は入札の取り消しは出来ない」と決まっています。

しかしながら、ネットオークションでは安易な入札の取り消しが多いこともまた事実です。

ヤフオク!側は、オークションに参加する人たちが快適に利用できるように環境を整えてくれていますが、実際に取引をするのは出品者と入札者・落札者といった人と人の間で行うものです。

自分の意見を通すことばかりに目が行きがちですが、相手のことを尊重することも忘れずにオークションを楽しみましょう!

ちなみに、冒頭で私が欲しかった商品は、予算をはるかに超えてしまったので諦めました。残念!

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