今回は、ネット通販で買えるフリマアプリ・ネットオークション出品者ならば持っておきたい「便利で役立つ梱包資材&道具9種類」をご紹介します。
フリマアプリやネットオークションの出品者である限り、商品梱包は避けられない作業です。
商品の梱包って、なんとなく苦手意識があったり面倒だと心のどこかで思っている方も多いですが……
自分の手に合った「お決まりの梱包資材や道具」を用意せずに梱包作業を行っていることが原因かもしれません。
マイルールならぬ「マイツール」を持つと、そうした苦手意識や面倒に思うこともなくなって、楽しくスピーディーに梱包作業を行えます。
マイツールって、具体的にどんな道具や資材を使えば良いのさ?
出品初心者だから、そもそも梱包に何が必要なのかがわからないわ……
自分以外の出品者が、普段どんな道具や資材を使っているのかが気になる!
ご安心ください!この記事を見れば、フリマアプリ&ネットオークション商品の梱包作業でよく使う道具&資材がわかります!
さらに、実際に私が使ってみて「梱包の完成度を上げられる!」「梱包の時短&節約につながる!」と判断したものは、ネット通販の商品ページのリンク付きですので、気になったものは是非ご覧ください!
最適な梱包資材を選ぶと、梱包作業の時短&節約も可能になる
メルカリやヤフオク!、PayPayフリマ、ラクマなどで売れた商品を梱包する時って、まず「どんなやり方で梱包しようかな?」とか「どんな梱包資材や道具を使ったら良いのかな?」って考えますよね?
一度考え始めると、「何を使えば楽に梱包できるか」「どうすれば梱包作業のスピードを上げられるか」「なるべくお金を掛けない梱包方法はないか」ということも頭をよぎります。
でも、いざ梱包作業を始めてみると、思ったように梱包できなかったり、手間やお金が意外とかかってしまうものです。
ということで、出品者であれば必ず直面する梱包作業の手間&費用の問題を「便利な資材&道具に変えること」で解決しよう!というのが今回の記事の目的になります。
いやいや、道具や資材を変えたくらいじゃ梱包作業は楽にならないでしょ?
必要な物は全部100円均一ショップで安く揃えられるから、こだわることで無駄に時間やお金が掛かるのでは?
その気持ち、わかります。そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
ただ、結局は「もっと早くから知っていたら、楽に梱包できて、しなくて良い苦労も減っただろうなあ」と、今さらながらに後悔しています。
梱包資材&道具にこだわると、耐久性・品質・使いやすさが格段に変わる
たとえば、起伏の激しい山道を毎日4km自転車で走らなければならないとして……
ママチャリ(シティサイクル)と電動自転車では、確実に電動自転車のほうが楽に走れます。
体力的な負担もそうですが、自転車本体やパーツへの負担も軽くて済みます。
そして何より、毎日4kmの距離を走ることにそこまで抵抗はないと思います。
しかし、アップダウンの激しい山道を毎日4kmママチャリで走らなければならないとすると、体力への負担も自転車の負担も大きくなります。
そして何より「あの道、すごく疲れるから嫌いなんだよなあ……」「もう自転車で走りたくない!」と、抵抗する人がたくさん出てきます。精神的にも疲労がたまって、心が走れなくなっているんです。
梱包作業でもこの話と同じようなことが言えます。
実は、梱包作業自体はさほど難しくはありません。しかし「梱包に対するあなたの印象や感情」が梱包作業をわざわざ難しく捉えてしまうのです。
なので、「梱包作業って言うほど難しいかな?」「工夫すれば楽に梱包できるのに」という出品者は、便利な道具や資材をよく知っていますし、楽に梱包できる方法で出品し続けています。
反対に「梱包作業って大変!」「梱包って面倒だなあ」と言う出品者は、おすすめのツールや方法を知らないために、梱包作業に抵抗を感じてしまうのです。
できれば無駄なストレスなく梱包作業は行いたいので、どちらが良いかは一目瞭然ですね。
たとえ話が長くなりましたが、「良い道具や便利な資材」を揃えれば、梱包も苦ではなくなります。
最適な梱包資材&道具を用意すると得られる3つのメリット
梱包資材や道具にこだわる出品者は、梱包作業において3つのメリットを得ることができます。
- 梱包作業全体のスピードを上げられる
- 余計な道具や資材を購入する必要がなくなる
- 梱包方法を統一して、どんな種類の商品にも対応できるようになる
以上の3つのメリットは、メルカリ・ヤフオク!・PayPayフリマ・ラクマなどと場所が変わっても、出品者として変わらずに活用できます。それぞれチェックしていきましょう。
梱包作業全体のスピードを上げられる
最適な梱包資材や道具を揃えると、梱包作業のスピードが全体的に上がります。先ほどの電動自転車の例で言えば、単純に走るスピードが上がるということですね。
ダンボールのサイズを微調整する機会があった時に、切れ味の悪いはさみやカッターでは上手く切れずに時間が掛かってしまいます。切断面もボロボロで、ちょっと見た目も悪くなります。
でも、ちょっとの力で楽に切れるはさみやカッターを使えば、思い通りに切ることができて仕上がりも綺麗になります。
もっと言えば、商品にピッタリ合うサイズのダンボールを買ってしまうのも一つの手です。
手元にある物でやり繰りして梱包するのも素晴らしいことですが、梱包の難易度は高くなるうえに時間も犠牲になってしまいます。
そんな時は思い切って、高品質の梱包資材や用途に合った梱包道具を買うことで、楽をしつつもサッと梱包を終わらせることができます。
余計な道具や資材を購入する必要がなくなる
本当に必要な物だけを揃えると、後から買い足す物が極端に少なくなります。
たとえば、はさみ・カッター・はかりなどのツールは、基本的に壊れるまで繰り返し何度でも使えます。といっても、あまりに質の悪いものや耐久性に難のあるものを使い続けていれば、簡単に壊れてしまいます。
プチプチ・テープ・OPP袋・ダンボールなどは消耗品なので、梱包する商品ごとに使い切りが前提となります。とはいえ、その都度購入するのは手間ですし、一つひとつは安くても積み重ねると大きな出費になっていることがよくあります。
長期的にフリマアプリやネットオークションで出品する予定があるなら、いっそのこと「高品質な道具」や「まとめ買い・大容量の資材」を選んだほうが、結果的に時短・節約になります。
最初こそ購入する手間や費用は掛かりますが、購入後は梱包のたびにマイツールとして普通に使うだけでOKです。
梱包のたびに梱包資材・道具を揃えたり出費に頭を悩ませたりすることがなくなるため、お財布にも心にも余裕が生まれるというのが隠れたメリットかもしれませんね。
梱包方法を統一できて、どんな種類の商品にも対応できるようになる
あらかじめ使用する道具や資材を決めてしまうことで、梱包方法を統一してあらゆる商品に対応できるようになります。
「梱包方法を統一」するのと「あらゆる商品に対応」するのって、矛盾していて無理じゃないの?
確かに、商品によって形・大きさ・重さも違いますし、価値や希少性なども異なります。
しかし、よくよく考えてみれば、個人がフリマアプリやネットオークションに出品する商品って、8割近くが両手で持ち運べるサイズのもので占められています。
さすがに、タンスやベッド、冷蔵庫、洗濯機などの大型家具・家電は、「らくらく家財宅急便」や「梱包・発送たのメル便」などの梱包代行サービスへ依頼することが一般的ですし、自動車やバイクなどは特殊な出品物になるので例外ですが……
両手で持ち運べるサイズならばどんな商品でも梱包は可能ですし、商品によって梱包の流れが大きく変わることもありません。
であるならば、あらかじめ「どんな商品も梱包できる道具や資材」を準備しておけば良いと思いませんか?
実際に、私が紹介している梱包方法は「プチプチで包んで封筒やダンボールに入れる」だけで済ませていることがほとんどです。用意する梱包資材や道具は変えずに「手法やテクニック」だけを変えて対応しています。
そうすることで、「どんな方法で梱包すれば良いのか?」「どんな道具や資材を使えば良いのか?」とその都度悩む必要がなくなり、梱包作業に対するストレスが激減します。
梱包作業で最低限揃えておきたい便利な梱包資材&道具9種類
さて、これから「梱包作業で揃えておくべき梱包資材&道具」をご紹介していきます。
私の場合ですが、下記9種類の資材・道具を用意して、いつでも商品梱包に対応できるようにしています。
- 緩衝材(プチプチ・ミナパック・新聞紙など)
- OPP袋(透明袋)
- 粘着テープ(OPPテープ・セロテープ・布ガムテープ)
- 封筒
- ダンボール箱(専用配送方法の箱・資材も含む)
- カッティングツール(はさみ・カッター)
- 長さをはかるツール(メジャー・定規・厚み測定定規)
- 重さをはかるツール(はかり・クッキングスケール・体重計)
- 付箋・シール・メッセージカード
特におすすめしたい道具・資材については、解説とともにネット通販の商品ページへのリンクも貼っておきますので、是非ご覧ください!
それでは、一つずつチェックしてみましょう!
①:緩衝材(プチプチ・ミナパック・新聞紙など)
梱包には必需品の「緩衝材」です。
直接商品を包んだり、商品とダンボールの隙間を埋めたりして、商品を破損から守るために使用しています。
イメージしやすいのはプチプチやミナパックなどの「気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)」ですが、「新聞紙やチラシなどの紙」や「ボーガスペーパー」も緩衝材として利用できます。
気泡緩衝材に関しては、川上産業株式会社さんの3層品プチプチロール(幅600mm×全長42m)を好んで購入しています。
以前は幅1200mm×全長42mのプチプチロールを買っていましたが、さすがに大きすぎて保管場所に困っていたため、現在はその半分の幅のサイズに落ち着いています。
3層品プチプチロールは、一般的な2層品プチプチよりも強度があり、大容量かつ自由に切り取って使用できるだけでなく、何よりお得で安いのがメリットですね。
▼3層品プチプチロールの詳細やその他メリットなどは、下記の記事をご覧ください。
https://auction-monohertz.com/3-layers-putiputi
また、私は白色透明のプチプチではなく、色付きのプチプチを好んで使っています。
色付きのプチプチは見た目も綺麗ですし珍しいので、受け取った方も捨てずに再利用しやすいと考えています。何より、梱包してあることがハッキリとわかるため、ちょっと高いですが使い続けています。
▲以前はバイオプチという名前の若草色が綺麗なプチプチロールを使っていましたが、最近はピンク色の静電防止機能のあるプチプチロールを使っています。静電気が面倒な冬の時期に大活躍。その時の価格や必要な長さによって、購入するプチプチを変えると良いでしょう。
箱と商品の隙間を埋めるには、ボーガスペーパー(紙の緩衝材)がちょうど良いです。最近は新聞を取らない家庭も増え、エコ意識も相まって、紙の緩衝材不足に陥りやすいんですよね……。
▲古紙を再生して緩衝材用途で作られた製品のため、細かいことを気にせずに使えます。わりと頻繁に利用するので、場所を取らない&長さのあるロールタイプのものがおすすめです。
②:OPP袋(透明袋)
こちらも商品によっては必需品となる「OPP袋(透明袋)」です。
私の場合は3層品プチプチだけで商品を包むことがほとんどなので、OPP袋はそこまで多用していませんが……
洋服やぬいぐるみなどの衝撃に強い商品を包んだり、トレーディングカードやギフトカードなどの厚さ制限の関係でプチプチが使えない時に重宝しています。
OPP袋は、テープ付き・テープなしのものが販売されています。商品のサイズが様々なので、テープなしのほうが使い勝手が良いです。
▼ちなみに、よくある「OPP袋+2層品プチプチ」による梱包ではなく「3層品プチプチのみ」で梱包する理由についても、下記の記事で解説しています。
https://auction-monohertz.com/3-layers-putiputi
▲大きめサイズのOPP袋を持っておくと、サイズの大きい「洋服・ぬいぐるみ」でもそのまま入れられます。小さくカットすると「アクセサリー・カード類」などの小物にも対応可能です。厚口が好きですが、アート・エムさんのOPP袋も安くてお得ですね。
OPPはOriented PolyPropylene(延伸されたポリプロピレン)の略で、パリっとしてコシと光沢があります。引っ張ってもほとんど伸びない強度がある一方で、裂けやすいのが特徴です。
ちなみに、このOPPフィルムを袋状にしたものがOPP袋で、粘着テープ状にしたものがOPPテープ(透明テープ)ですね。
③:粘着テープ(OPPテープ・セロテープ・布ガムテープ)
プチプチやOPP袋と同様に欠かせないのが「粘着テープ」です。
商品を包んだプチプチを固定したり、OPP袋・封筒・ダンボールなどの様々な物を封をする時に頻繁に使います。
私の場合は、OPPテープ・セロテープ・布ガムテープを梱包する商品や用途・目的に合わせて使い分けています。
- OPPテープ:商品や封筒、ダンボールなど、あらゆる場面で使用
- セロテープ:トレーディングカードや小物など、手のひらサイズの商品を梱包する時に使用
- 布ガムテープ:特大サイズ&かなりの重量がある商品が入ったダンボール箱や、しっかり梱包している感を出したい時に使用
特にOPPテープに関しては、梱包資材の中では消費が早いため、必ず数個はストックしておきたいところですね。
違うテープを3種類も用意するのは面倒!という方は、OPPテープだけで充分です。テープを貼る箇所を増やしたり、テープ自体を小さく切って対応できますからね。
▲最初はテープカッター付きのものを1つ購入して、以降はまとめ買いをしています。ホームセンターでも購入できますが、持ち運びが面倒なので最近はAmazonでしか購入していません。
ちなみに、薄くて裂けやすい「100円ショップのOPPテープ」や、粘着力の弱い「クラフトテープ(紙ガムテープ)」、価格がちょっと高い「養生テープ」などは、梱包には一切使っていません。
④:封筒
梱包した商品を送る時には「封筒」が活躍します。
本・CD・ゲームソフト・カードなど、比較的小さくて厚みのない商品を入れて送る時に使用しています。
私の場合は3層品プチプチを愛用しているため、「3層品プチプチ+各種サイズの封筒」で対応しています。
プチプチ付き封筒も手間が掛からず便利ですが、1個あたりの価格も高いですし、封筒のサイズが限定されていて商品に合わせて梱包できないために一切使っていません。
一口に封筒と言っても様々なサイズが存在していますが、私の場合は角形2号・角形3号・長形3号・長形4号の4種類の封筒をストックしています。
- 角形2号封筒(A4大きめサイズ):ゆうパケット・ネコポスの最大サイズに近い封筒
- 角形3号封筒(B5大きめサイズ):小さくて厚みのない商品全般に使用できる封筒
- 長形3号封筒(A4三つ折りサイズ):定形内郵便の最大サイズの封筒
- 長形4号封筒(B5横四つ折りサイズ):定形内郵便対応サイズの普段使いもできる封筒
各サイズの封筒について、補足説明しますね。
角形2号封筒(A4大きめサイズ):ゆうパケット・ネコポスの最大サイズに近い封筒
角形2号封筒(縦33.2cm×横24cm)は、A4サイズ(縦29.7cm×横21cm)のものが余裕で入る封筒です。
ゆうパケットやネコポスの最大サイズに近く、大きい封筒は二つ折りにしてサイズを小さく調整することも可能なので、とにかく重宝しています。
ゆうパケットを利用する時は、ゆうパケットの最大サイズより一回り小さいため、角形2号封筒にそのまま入れて送っています。
ただし、ネコポス利用時には加工が必要で、ネコポスの最大サイズは「縦31.2cm以内・横22.8cm以内・厚さ3cm以内・重さ1kg以内」のため、角形2号封筒そのままのサイズでは発送できません。
私も、ネコポスで角形2号封筒を利用して発送する場合は、少し小さく折りたたんでいます。
角形3号封筒(B5大きめサイズ):小さくて厚みのない商品全般に使用できる封筒
角形3号封筒(縦27.7cm×横21.6cm)は、B5サイズ(縦25.7cm×横18.2cm)のものが余裕で入る封筒です。
本・CD・DVD・ゲームソフトなど、小さくて薄い商品全般を送る時に使っています。角形2号封筒よりも消費スピードが激しいです。
この角形3号封筒に商品が入らない場合は、角形2号封筒に入れて発送しています。
長形3号封筒(A4三つ折りサイズ):定形内郵便の最大サイズの封筒
長形3号封筒(縦23.5cm×横12.0cm)は、定形内郵便の最大サイズと縦・横が同じ大きさの封筒です。
定形内郵便で商品を発送する際に、重量オーバーにならないか気にしながら使用しています。
「長形3号封筒に厚さ1cm以内の商品が入るか入らないか=定形内郵便で発送可能か不可か」の基準となる封筒で、普段使いでも活躍するために必ずストックしています。
商品のサイズや重さをさらに小さく抑えたい場合は、長形3号封筒よりも一回り小さい長形4号封筒で発送することがあります。
長形4号封筒(B5横四つ折りサイズ):定形内郵便対応サイズの普段使いもできる封筒
長形4号封筒(縦20.5cm×横9.0cm)は、封筒としては一般的なサイズで、トレーディングカードやギフトカード、シールなどを安価な定形内郵便で発送したい場合に使用しています。
また、フリマアプリやネットオークションの商品だけでなく、手紙や書類を送る際にも使用できるのでストックしています。
といっても、長形3号封筒だけでも対応できることが多いため、「持っていたら便利」くらいの重要度です。
長形4号封筒だけは、100円ショップで購入したほうがお得です(画像の封筒は120枚入り税抜100円で購入した時のものです)。
⑤:ダンボール箱(宅急便コンパクト専用BOX・ゆうパケットプラス専用箱なども含む)
梱包した商品を封筒で送れない場合に「ダンボール箱」が役立ちます。
大きいサイズや重量のある商品、壊れやすい商品、高額な商品を入れて送る時だけでなく、小さく切り出してトレーディングカードの補強をする時にも使えます。
商品発送で使うダンボールは、リサイクル品が基本です。
ネットショッピングやフリマアプリ・ネットオークションで商品を購入した際のダンボール箱を再利用しています。スーパーでお買い物をした時にサービスでいただけるダンボール箱でもOKですが、明らかに汚れていたりボロボロの状態だったりするものは使わないようにしています。
商品発送にちょうど良いサイズにならないことが多いですが、そんな時はダンボール箱のサイズを調整しています。一度バラバラにしたり、最初からダンボールの切れ端を加工して組み合わせて、自作の箱を作って商品を発送したりもしています。
サイズ調整や自作するのが面倒!という方は、ホームセンターやヤマト直営店、郵便局など有料で購入しても良いでしょう。
▲持って帰るのも面倒!という方は、少々割高になりますがAmazonなどでまとめ買いがお得です。
また、一般的なダンボール箱だけでなく「宅急便コンパクト専用BOX(特に箱型タイプ)」や「ゆうパケットプラス専用箱」もいくつかストックしてあります。
「宅急便コンパクト専用BOX」や「ゆうパケットプラス専用箱」は専用の梱包資材ですので、対応した配送方法で商品を発送する際に必要になります。
「宅急便コンパクト専用BOX・ゆうパケットプラス専用箱のどちらも有料のため、3個ほどストックしておいて、無くなってきたら店舗で発送手続きをするついでに買い足しています。
⑥:カッティングツール(はさみ・カッターなど)
梱包作業には「カッティングツール」も重要です。
プチプチやダンボール箱など、あらゆる物を切る時に使用します。
特にはさみは、作業時の手間や疲労も大幅にカットできるため、なるべく切れ味の良いはさみを選びましょう。
手が小さく握力も弱い私は、今までは100円均一ショップで購入した大きめのはさみ(画像左)を使っていましたが……
最近は、恐ろしいほどよく切れる「サクットカット」というはさみを使っています。
一般的なはさみでダンボールを切る力を100%とすると、サクットカットでは25%くらいの力でダンボールがサクッと切れます。初めて使った時に「えっ!?なんでこんなに切れるの!?」と驚いた覚えがあります。
▲引き切りタイプなので切れ味抜群で、手や指も痛みにくく使っていて疲れません。フッ素コートで汚れ・サビに強く、チタンコートで硬くて耐久力があるわりに価格は500円前後と、梱包・普段使いで兼用できるのもGOODです。
サクットカットだけでも充分ですが、カッターもダンボール箱を切断したり、ダンボールの表面に薄く切れ目を入れて、折り曲げやすくする際に使っています。
▲こちらの「オルファ(OLHA)スピードハイパーAL型」は、カッコいいだけでなく切れ味も抜群。今使っているものが古くなってきたら、スパッと思い切って替えましょう。
⑦:長さ・厚さをはかるツール(メジャー・定規・厚み測定定規)
商品の梱包前と後で「長さ・厚さをはかるツール」は大活躍します。
配送方法や送料を決める際に、梱包前だけでなく梱包後も商品サイズを測ります。
「メジャー」は、測る部分が硬い素材で、一度引き出したら勝手に戻らないタイプが使いやすくておすすめです。
画像の「定規」は、カッターの刃をあてる部分がアルミでできているため、ダンボールを真っ直ぐ切る時に便利です。
また、「厚み測定定規」という商品の厚さを測れるスケールも1つ持っておくと便利です。
こちらも硬い素材でできたスケールがおすすめで、梱包後の商品をゆうパケットやネコポスで送る際の信頼感は抜群です。
ちなみに、メジャー・定規・厚み測定定規のどれも100円均一ショップで購入しました。
⑧:重さをはかるツール(はかり・クッキングスケール・体重計)
長さ・厚さをはかるツールと同様に「重さをはかるツール」も1つは欲しいところです。
配送方法や送料を決める際に、梱包前だけでなく梱包後にも商品の重さを量ります。
画像の「はかり」は様々な商品の重さを量る際に使っています。特に、デジタルタイプの「電子はかり」は定形郵便やミニレターで商品を送る際に重宝しています。
0.1g単位で細かく量れるため、軽すぎて重さがわかりづらい商品でも、電子はかりなら正確な重さが把握できます。私が購入したものは正常に動作していますが、安すぎるものは精度が悪いこともあるので……信頼できるメーカーのものが良いですね。
▲多少高くても、タニタのクッキングスケールは信頼感があります。折りたためるタイプなので邪魔にならず、商品梱包にも料理にも使えて便利です。
加えて、「体重計」も意外と使っています。
「梱包に『体重計』って使うの?」と思われるかもしれませんが、先ほど紹介した電子はかりは軽量物向けのはかりで、私が使っている物も2kgまでしか量れません。
そのため、2kgを超える商品を発送する際には、必ず体重計を使っています。
正確な数値を量る必要はなく、5kg以下・10kg以下・15kg以下・20kg以下・25kg以下・30kg以下かどうかがわかればOKです。
商品を抱えた状態で体重計に乗り、そこから自身の体重を引けばOKです。商品の重さがわかるのがメリットですが、はからずも体重もはかってしまうがデメリットです。結構、重量な……ではなく重要な問題ですね。
▲タニタのキャリーモード付きの体重計です。パッと計測してくれるので便利ですね。
たまに、軽量物から30kgまで量れるはかりを見かけますが、軽すぎる物は反応しないことも多いようです。そのため、私は軽量物と重量物ではかりを別々にしています。
⑨:付箋・シール・メッセージカード
なくても問題ありませんが、「付箋(ふせん)・シール・メッセージカード」は持っておくと便利かもしれません。
商品購入のお礼メッセージをちょっと書くだけでも、出品者の印象を良くすることができるかもしれません。
私の場合は、学生時代に大量に購入したものを消費するために付箋を使っています。
キャラクターシールやかわいいデザインのメッセージカードなどのほうが、もっと購入者に喜んでもらえるかもしれませんね。
もちろん、特別お金を掛けるような資材ではないので、100円均一ショップで買えるもので充分です。
梱包資材や道具にはこだわって、梱包作業を楽にしよう!
以上、私が梱包作業で実際に使っている便利な梱包資材と道具9種類をご紹介しました。
梱包は出品者であれば、初心者・ベテラン問わず、必ず行わなければならない作業です。
今回ご紹介したものは、私が梱包作業で最低限必要だと考えた道具ばかりですので、人によっては他にもまだまだ便利なツールがあるはずです。
梱包作業が少しでも快適になるよう、今回ご紹介した物だけでなく、気になるものがあれば積極的に試してましょう。