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レターパックプラス・ライトとは?使い方や送料、メリット・デメリットなどをご紹介

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アイキャッチ画像レターパックプラス・レターパックライトの概要・利用方法

この記事では、レターパックプラス&レターパックライトの利用方法や配送料金、メリット・デメリットを紹介します。

専用封筒に荷物を入れるだけという、わかりやすくて便利な「レターパックプラス&レターパックライト」は、信書を送れる配送サービスとしても有名ですね。

どちらも「レターパック」という名前ですが、それぞれで料金やサイズ制限などのサービス内容が異なります。

もくじ

そもそも「レターパックプラス・レターパックライト」ってどんなサービス?

「レターパック」とは、日本郵便が提供しているサービスで「専用封筒でA4サイズ&4kgまでのもの」を発送できます。

名前の通りに、いろいろな書類を専用封筒にまとめて発送できますが、フリマアプリの荷物請求書・証明書などの信書も送ることができます。

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レターパックには、「レターパックプラス」「レターパックライト」の2種類が存在します。

▲ 赤い封筒のレターパックプラスと青い封筒のレターパックライトです

封筒の大きさはどちらも同じですが、料金・厚さの制限サイズ・荷物の受け取り方などが異なります。

「レターパックプラス・レターパックライト」のサービス内容・特徴&違いについて

ここでは「レターパックプラス」と「レターパックライト」の様々な違いについてを確認してみましょう。

名称レターパックプラスレターパックライト
料金(送料)全国一律520円
※ 2024年10月1日から600円
全国一律370円
※ 2024年10月1日から430円
購入場所郵便局窓口・コンビニ(一部を除く)・郵便局のネットショップ
封筒のサイズ340mm×248mm
重さ制限4kgまで
厚さ制限なし3cmまで
追跡サービスあり
補償制度なし
配達日時指定不可
集荷依頼可能(無料)
荷物の発送方法郵便ポストへの投函
郵便局の窓口
集荷(無料)
郵便ポストへの投函
郵便局の窓口
荷物の受取方法対面手渡し
(受領印かサインが必要)
郵便受けへのお届け
お届けまでの日数翌日または翌々日(365日毎日配達)
備考料金との差額分の切手を貼付すれば旧料額レターパックも発送可能

名前や料金の違いはわかりやすいですが、他にも下記のような部分が異なります。

  • :レターパックプラスは赤い封筒、レターパックライトは青い封筒
  • 厚さ制限:レターパックプラスは制限なし、レターパックライトは3cmまで
  • 集荷サービス:レターパックプラスは無料で集荷依頼が可能、レターパックライトは不可
  • 荷物の届け方:レターパックプラスは対面でのお届け、レターパックライトは郵便受けへお届け

レターパックは、発送物の厚さによる使い分けが基本になりますが、その他の違いも覚えておきましょう。

レターパックプラス・レターパックライトの送り方

レターパックは、下記3つを順番通りに行うだけで簡単に発送できます。

  1. レターパックを購入して必要な情報を記入する
  2. レターパックに送りたいものを入れて封をする
  3. レターパックのご依頼主様保管用シールをはがして、郵便ポストまたは郵便局窓口で差し出す

レターパックプラスを例に、一つずつチェックしていきましょう!

ステップ①:レターパックを購入して必要な情報を記入しよう!

まずは、レターパックを購入しましょう。

レターパックは郵便局だけでなく、下記のコンビニでも買うことができます。

  • ローソン(ローソンストア100、ローソン・スリーエフも含む)
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ごく一部のセブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキなどのコンビニ店舗

ただし、店舗によって取扱いがなかったり品切れの場合があるため、確実に入手するなら郵便局がおすすめです。

あらかじめ発送するものの厚さを計測しておき、3cmを超える場合は赤い封筒のレターパックプラスを、3cm以内でおさまる場合は青い封筒のレターパックライトを選びましょう。

レターパックを購入したら、表面の記入欄にお届けに必要な情報(郵便番号・住所・氏名・電話番号・品名)を書きましょう。

▲ 記入欄は上から「お届け先」「ご依頼主」「品名」の3つに分かれています

フリマアプリなどでは匿名配送が当たり前となっているので、自分の住所や氏名などを書くことに抵抗を感じる方も増えてきましたが……

先方の受取拒否やお届け先情報の間違いなどによって返送される可能性もあり、依頼主不明で荷物が戻って来ずに廃棄されてしまうリスクもあります。

荷物を発送する者の責任として、配達に必要な情報はすべて書きましょう。

ステップ②:レターパックに送りたいものを入れて封をしよう!

必要事項をすべて記入したら、レターパックに送るものを入れて封をしましょう。

▲ レターパックの頭(ベロ・フラップ・ふた)部分には両面テープが付いています

初めから付いている両面テープで封をすればOKですが、封を補強するためにガムテープなどを貼ることもできます。

ただしテープで補強する場合は、表面の料金が印刷された箇所(料額印面)は避けて貼りましょう。料額印面が汚染されている荷物と見なされて、引き受けてもらえなくなります。

ステップ③:レターパックのご依頼主様保管用シールをはがして、郵便ポストまたは郵便局窓口で差し出そう!

しっかりとレターパックの封をしたら、「ご依頼主様保管用シール」をはがしてから「ポストへ投函」または「郵便局窓口」で荷物を差し出しましょう。

▲ 黒く塗りつぶした部分に、追跡番号やバーコードなどが印字されています

ちなみに、レターパックプラスに限り「集荷サービス(無料)」を利用して荷物を発送することも可能です。

※ レターパックライトは集荷サービスに非対応です

余談:レターパックプラスを箱型にして送るのは、おすすめしません!

そういえば、フリマアプリなどの送料を節約するために「レターパックプラスの封筒を箱型にする」という荒業で、荷物を発送しようとお考えの方がまれにいらっしゃいます。

▲ 見本用に作成しましたが、絶対に箱型に加工して送ってはいけません

専用配送のゆうパックや宅急便よりも安価なため、一見するとお得なように思えますが、レターパックプラスを箱型に加工して発送するのは、絶対にやめましょう。

元が紙製の封筒なので耐久性に難があったり、送料をケチって破損しやすい箱型で補償なしは不安だったり、梱包の面でもおすすめできませんが……

  • 「発送できるか・発送できないか」をその都度試してみなければわからない
  • 発送者としてルールを遵守しているつもりで、実は相手の善意につけ込む発送方法
  • 対応してくれる郵便局員への責任まる投げ感

など、気持ちの面でスッキリしないのが一番の理由です。発送手続きからお届けまでの間に、無駄なリスクをわざわざ自分で増やす必要はありません。

発送者・郵便局・受取人の三者ともに対等で、快くサービスを利用できる発送方法をこの機会に考えてみると良いかもしれません。

レターパックプラス・レターパックライトのメリット&デメリット

レターパックのメリット&デメリットについてもチェックしてみましょう。

レターパックのメリット
レターパックのデメリット
  • 専用封筒で様々なものを送れる
  • ゆうパックよりも安価で追跡サービス付き
  • 買ってサッと出せる手軽さ
  • 封筒サイズ内の荷物しか入れられない
  • 紙製の封筒なので耐久性は期待してはいけない
  • 今どき補償制度が付いていないのはキツい

レターパックのメリット:専用封筒を買うだけでOK!という手軽さとシンプルさ

レターパックプラスとレターパックライトで多少の違いはあるものの、レターパックそのものを購入すれば、すぐに使える状態なのが良いところです。

発送場所によって送料が変わることもなく、郵便局やコンビニで発送手続きをする必要もないため、かなりシンプルでわかりやすい配送方法だと思います。

信書や4kgまでのものに対応したサービスなので、先方に手渡す必要がある書類・図面・見本品・カタログなど、ビジネスでも活躍してくれます。

レターパックのデメリット:紙製の専用封筒でしか送れないうえに補償制度がない

耐久性の低い紙製の専用封筒に入れて、補償がないまま発送しなければならないのがデメリットです。

専用封筒が紙製なので、外部からの衝撃にはまず耐えられません。そんな時のための補償も付いていません。

「発送物をダンボールなどで補強してから専用封筒に入れる」という方法もありますが、封筒のサイズは決まっていますし、それならば最初から追跡&補償付きのゆうパックや宅急便で送るほうが安心です。

レターパックという名前の通りに、用途がある程度決まっていると考えたほうが良いでしょう。

レターパックプラス・レターパックライトについてまとめると……

  • レターパックは「専用封筒でA4サイズ&4kgまでのもの」を発送できるサービス
  • 「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類がある
  • それぞれのレターパックで、厚さ制限やお届け方法が異なるので気をつけよう
  • 追跡サービス付きだけど補償制度はないので注意!
  • 信書が送れるので、大量の書類・図面・カタログなどを扱うビジネスにもおすすめ

封筒の大きさや発送できる物は限られているため、ゆうパックほど利用頻度は高くありませんが……

レターパックという名前の通りに信書を送れる一方で、多少の厚みがある物でも発送できる便利なサービスです。

補償がないことに気をつけつつ、上手にレターパックを利用してみると良いでしょう。

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