真似するだけで高評価!「スーツ」の梱包方法を画像付きの例でわかりやすくご紹介

アイキャッチ画像・スーツの梱包方法 商品別おすすめ梱包方法

この記事では、スーツの梱包方法やそのコツについてを具体例とともにご紹介します。

仕事着としてのスーツ、入学式や卒業式に着るスーツ、就職活動で着るスーツ、結婚式・葬式などで着るスーツ……あらゆる場面で活躍するスーツですが、他の衣服と比べると高価なこともあってか、メルカリやヤフオク!などのフリマアプリ・ネットオークションでも多数出品されています。

スーツは着る人の体格に合わせて仕立てることが基本ですが、袖(そで)や裾(すそ)などを調整すれば、まだまだ着られるスーツはたくさんあります。

「着る機会が少ないわりに高価で、それほど汚れてないスーツを出品してみようかな?」

「子供の入園式と卒園式で一度だけ着させたスーツ、捨ててしまうには惜しい……!」

「就職活動で内定をもらえたリクルートスーツ、誰か買ってくれないかな?」

と気軽に出品できる点は良いですが、一般的な洋服と違って、スーツは繊細で扱いが少し難しい衣服です。

この機会に、スーツにピッタリと合う梱包方法について具体的に学んでおきましょう。

 

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そもそも梱包するスーツにはどんな種類があるの?

スーツは着用する機会で、大まかに「ビジネス」向けのものと「冠婚葬祭」向けのものに分けることができます。

今回の記事でも、この「ビジネス」「冠婚葬祭」向けスーツを基準にして梱包方法についてをご紹介していくことになるのですが……

ビジネス向けのスーツといえば、会社勤めのサラリーマンが着るビジネススーツ(背広)や、就職活動で学生達が着ている就活スーツ(リクルートスーツ)がイメージしやすいかと思います。

また、冠婚葬祭向けのスーツといえば、子供の入園式・卒園式や入学式・卒業式で必要になるスーツや、結婚式・葬式などで着る礼服や喪服などがイメージできますね。

さらに、冠婚葬祭でも特に格式高い場での男性の服装は、

  • モーニングコートやイブニングコートといった正礼装
  • ディレクターズスーツやタキシードといった準礼装
  • ブラックスーツによる略礼装

というようにガラッと変わります。

スーツを着る機会だけでなく、フォーマルの度合いによっても着用するスーツが変わるため、同じスーツでもそれぞれ大きさや種類、名称などが異なることがわかったかと思います。

 

一般的なスーツのイメージからは外れますが、ここでさらにスーツの定義を広げてみると、

  • オートバイに乗る際に着用するライダースーツ
  • 自動車・バイクなどのモータースポーツ用や陸上・水上競技用のレーシングスーツ
  • スキューバダイビングで着るウェットスーツやドライスーツ

などもスーツに分類することができます。

さすがにビジネススーツとライダースーツでは用途や形など別物ですが、名称だけで見れば同じ「スーツ」ですので、「スーツ」=「上下同じ生地で仕立てた服」という認識でも構わないでしょう。

 

個人的には、衣類の中でも独特な位置にある服だと思っています。

仕事で毎日着ている方もいれば、着る機会が極端に少ない方もいて、動きやすいかと言われればそうでもなくて、では不要かと言われれば必ずどこかで着ることになるもので……。

頻繁にお世話になる可能性がありながら、滅多に着ない可能性もある、本当に不思議な服ですよね。

 

スーツの理想的な梱包の仕方とは?

なによりもまずは「型崩れしないように優しく畳む」ことを心掛けましょう。また「水濡れ・汚れ・臭いなどを通さない袋に入れる」ことも大切です。

スーツは畳みすぎると型崩れしてしまうこともあるため、できるだけ着用時と同じ状態で発送すると良いでしょう。そのため、発送時のサイズがどうしても大きくなります。

もちろん封筒には入らないので、ある程度丈夫な「ダンボール箱」に入れて発送することが一般的です。

ただし、子供用スーツやパンツ・スラックス単品、事前に購入者から要望があれば、小さく畳んで紙袋やビニール袋に入れて送ることも可能です。

型崩れしないように優しく畳む

スーツは、できるだけ着用する時と同じ状態に梱包することが望ましいですが、発送時のサイズが大きくなりすぎてしまいます。そのため理想は、優しく半分に折り畳んだ状態です。

スーツの素材には、ナイロンやレーヨン、ポリエステルなどの化学素材を使ったものもあれば、ウールやコットン、カシミアなどの天然素材を使ったものもあります。

織り方によっても丈夫さに差が出ますが、どれも布地には変わらないため、手荒く扱えばシワや折れ目などは容易にできてしまいます。

送料を安くしようと意気込んで無理に小さく畳みすぎてしまうと、アイロンでも取れないシワ・折れ目などのクセや型崩れを引き起こしてしまいます。畳む回数は極力少なくして、優しく丁寧に扱いましょう。

水分・汚れ・臭いなどを通さない袋に入れる

スーツは衣類なので、水分を吸収するうえに汚れや臭いも付きやすいです。

ほんの数分着ただけでも、皮脂・汗・化粧などの汚れが生地に付着しますし、強い臭いも生地に染み付いてしまいます。

見た目ではわかりにくく手入れを怠りやすいのですが、そのまま放置すれば確実に生地は傷みます。虫食いの被害に遭う可能性もあります。

また、スーツを入れる箱や袋にも注意が必要です。

色味の強いダンボールや紙袋・ビニール袋にそのままの状態で入れてしまうと、雨などによって付着した水分でも色移りしてしまいます。水分・汚れ・臭いなどを通さない袋に必ず入れて梱包しましょう。

 

見本画像を真似してスーツを梱包してみよう

これからビジネススーツを例に、以下の3つに分けて梱包方法を紹介します。

  • スーツカバーに入れてダンボール箱で梱包する場合
  • スーツカバーに入れて紙袋で梱包する場合
  • スーツを小さく畳んで梱包をする場合

その他スーツでも同じような梱包の流れになります。

なお、スーツを梱包をする前には必ず、シワ伸ばしやクリーニングを済ませた状態にしておきましょう。

※例では見やすいガムテープで梱包していますが、実際には透明テープ(OPPテープ)を使用すると仕上がりが綺麗に見えます。

これから実際に、見本画像を真似しながらカード類を梱包していきます。

梱包に必要な道具&資材は、下記の記事を参考にあらかじめ揃えておきましょう。

【迷ったらコレ】ネット通販で揃う「おすすめの梱包資材・道具9種類」で時短&節約できます
今回は、ネット通販で買えるフリマアプリ・ネットオークション出品者ならば持っておきたい「便利で役立つ梱包資材&道具9種類」をご紹介します。 フリマアプリやネットオ...

スーツカバーに入れてダンボール箱で梱包する場合

スーツ上下セットを「スーツカバー」+「ダンボール箱」で梱包していきます。

▼こうしたスーツカバーがあれば、梱包にちょうど良いです。

まずは、スーツをカバーに入れましょう。

 

上の画像のように、ちょうど二つ折りにするよう優しく畳みましょう。

 

スーツカバーだけでは水分を防ぐことができないので、袋で包みましょう。

清潔で大きめの袋であれば何でもOKです。ここでは大きなポリ袋を使用しています。クリーニング店からの返却時に付いていた袋を利用しても良いでしょう。

 

テープでしっかりと留めて、封をしましょう。

これで、袋を密閉することができました。

 

ふせんなどに、ちょっとしたメッセージを書き添えると喜ばれます。

 

次に、梱包したスーツが入るダンボール箱を準備しましょう。

▼少々値段は高いですが、スーツのサイズにピッタリなダンボールもあります

スーツは寝かせた状態で入れましょう。テープでダンボール内側と袋を留めると、配送中にスーツが動かないように固定できます。

箱に封をしたら、スーツの梱包は完了です。

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スーツカバーに入れて紙袋で梱包する場合

スーツ上下セットを「スーツカバー」+「紙箱」で梱包していきます。

まずは、スーツをカバーに入れましょう。

 

画像のように、ちょうど二つ折りにするよう優しく畳みましょう。

 

スーツカバーだけでは水分を防ぐことができないので、袋で包みましょう。

清潔で大きめの袋であれば何でもOKです。クリーニング店から返却された時に付いていた袋を利用するとちょうど良いでしょう。

 

テープでしっかりと留めて、封をしましょう。

これで、袋を密閉することができました。

 

ふせんなどに、ちょっとしたメッセージを書き添えると喜ばれます。

 

次に、梱包したスーツが入る紙袋を準備しましょう。

紙袋の中にスーツを入れましょう。この時、スーツと同じくらい大きさのダンボールを用意し、画像のように袋とダンボールをテープで留めて固定しましょう。

 

紙袋の補強をしつつ、立てた状態で運ばれても型崩れしにくくなります。

 

封をしたらスーツの梱包は完了です。袋に付いている持ち手は、配送中に何かに引っかかる可能性があるので、外に出さないように留めると良いでしょう。

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スーツを小さく畳んで梱包をする場合

最後に、スーツ上下を小さくまとめる畳み方の一例を紹介しますが、無理やり畳むとシワや型崩れの原因になるので気をつけましょう。

まずは、ジャケット(スーツの上)を……

 

そのまま裏返します。

 

 

肩幅のちょうど中間あたりで画像のように畳みます。袖も画像と同じように畳みましょう。

 

スーツの裾(下側)から襟(上側)に向かって、二つ折りになるよう優しく畳みましょう。

 

ジャケットを元通りにひっくり返しましょう。これでジャケットを綺麗に畳むことができました。

 

同じように、パンツ(スラックス)も畳みましょう。

パンツを広げた状態から……

上から三分の一あたりで畳みます。

残りの部分も、画像のようにまとめます。

 

先ほどのジャケットの上にパンツを乗せます。

 

ジャケットで包むように畳めば完成です。

 

このままでは水分を防ぐことができないので、袋で包みましょう。

清潔で大きめの袋であれば何でもOKです。クリーニング店から返却された時に付いていた袋を利用するとちょうど良いでしょう。

袋に入れたスーツを、ダンボール箱や紙袋に入れましょう。

 

そうそう、忘れずに購入のお礼メッセージを書き添えておきましょう。

しっかりとダンボールに封をしたら、梱包は完了です。

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スーツの梱包方法についてをまとめると……

  • 型崩れだけでなく、水分・汚れ・臭い対策もしっかりと
  • 梱包前のシワ伸ばしやクリーニングを忘れないように
  • スーツは優しく畳んで、ダンボール箱や紙袋・ビニール袋に入れて梱包しよう

一度着ただけでもう使わないスーツやサイズが合わなくなったスーツは、クローゼットで保管し続けたり処分したりするのは少々もったいない気がします。

サイズ直しの微調整をすれば充分着られるスーツは多いので、新品同様のビジネススーツや眠ったままの有名ブランドの高級スーツなどがあれば、とりあえず出品してみましょう。

「どうせ買う人なんかいないよね……」と思わずに、試しにフリマアプリやネットオークションに出品してみると、意外な価格で売れるかもしれません。

 

丁寧にスーツを梱包した後は、なるべく早めに発送作業を行いましょう。

スーツの発送時におすすめの配送方法は、以下の記事で紹介していますのでご覧ください。

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