普通郵便(定形・定形外郵便)とは?使い方や送料、メリット・デメリットなどをご紹介

アイキャッチ画像普通郵便の概要・利用方法 配送方法・配送料金の詳細

この記事では、普通郵便(定形・定形外郵便)の特徴や利用方法、メリット・デメリットなどを紹介します。

普通郵便は「サイズや重さで変わる料金区分が複雑」でちょっと面倒なイメージがありますが……

フリマアプリやネットオークションでは意外と多用されていて、商品によっては定番の配送方法にもなっています。

上手に使いこなせれば、メルカリ・ヤフオク!・PayPayフリマ・ラクマの専用配送方法(宅急便・ゆうパック)よりも、送料を安くおさえて商品を送ることも可能になります。

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普通郵便(定形・定形外郵便)とは?

普通郵便とは、日本郵便株式会社が提供する「様々な荷物を発送できる」配送サービスです。

厳密には、第一種郵便物の「定形・定形外・郵便書簡(ミニレター)」第二種郵便物の「はがき(通常・往復)」オプションサービスを付加していないものの通称「普通郵便」と言うのですが……

フリマアプリやネットオークションでは、利用頻度の低い「郵便書簡(ミニレター)」や「はがき」を省いて「普通郵便(定形・定形外郵便)」として認識されています。

重さで料金が決まる「定形郵便・定形外郵便」は、それぞれ規格が異なるものの、様々なサイズや重量の荷物を発送できます。

定形郵便では、トレーディングカード・シール・アクセサリーなどの薄くて軽い物を発送に最適で、定形外郵便では、洋服・ぬいぐるみ・フィギュア・ポスターなどのある程度のサイズや重量のある物の発送に向いています。

ただし、この後の項目で紹介するように、それぞれ規格が細かく決められています。

 

普通郵便(定形・定形外郵便)の取り扱いサイズ・配送料金・その他特徴など

普通郵便の取り扱いサイズ・配送料金・その他特徴などを、下記の表にまとめました。

2017年6月1日の料金改定によって、普通郵便は「定形郵便」「定形外郵便・規格内」「定形外郵便・規格外」の3つに細かく分けられています。

どの区分で差し出し可能かがわからない場合は、最小サイズ以上を前提にして、

  1. 長辺23.5cm×短辺12cm(長形3号封筒サイズ)以下・厚さ1cm以内・50g以内であれば「定形郵便」
  2. 長辺34cm×短辺25cm以下・厚さが3cm以内・重さ1kg以内であれば「定形外郵便(規格内)」
  3. 上記2つ以外の大きさで、長辺が60cm以内・3辺合計90cm以内・4kg以内であれば「定形外郵便(規格外)」

というような順番で判断すると、差し出し方がわかりやすくなります。

定形郵便(定形内郵便)の取り扱い規格・特徴

最大サイズ 長形3号封筒サイズ(長辺23.5cm×短辺12cm)厚さ1cm以内・50g以内
最小サイズ はがき最小と同サイズ(長辺14cm×短辺9cm)
配送料金 全国一律84円または94円(税込)※後述する料金表の項目を参照
差し出し場所 郵便ポスト・郵便局窓口
集荷依頼 ×
匿名配送 ×
追跡サービス ×(有料のオプションで追加可能)
補償 ×(有料のオプションで追加可能)
配達日数 差出日の翌日から翌々日以降(土日休日は配達されない)
配送日時指定 ×(有料のオプションで追加可能)
受け取り方法 非対面
備考 信書を送付可能

定形外郵便(規格内)の取り扱い規格・特徴

最大サイズ 角形2号封筒とほぼ同じサイズ(長辺34cm×短辺25cm)厚さ3cm以内・1kg以内
最小サイズ 9cm×14cm/円筒形かそれに似た形のもので直径3cm×長さ14cm
配送料金 全国一律120円~(税込)※後述する料金表の項目を参照
差し出し場所 郵便ポスト・郵便局窓口
集荷依頼 ×
匿名配送 ×
追跡サービス ×(有料のオプションで追加可能)
補償 ×(有料のオプションで追加可能)
配達日数 差出日の翌日から翌々日以降(土日休日は配達されない)
配送日時指定 ×(有料のオプションで追加可能)
受け取り方法 非対面(郵便受けに入らない場合は対面または持ち戻り)
備考 信書を送付可能

※定形外郵便では特例として、6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙または布製のあて名札を付ければ、制限より小さいものでも差し出しが可能

定形外郵便(規格外)の取り扱い規格・特徴

最大サイズ 長辺60cm以内・3辺合計90cm以内・4kg以内
最小サイズ 9cm×14cm/円筒形かそれに似た形のもので直径3cm×長さ14cm
配送料金 全国一律200円~(税込)※後述する料金表の項目を参照
差し出し場所 郵便局窓口・郵便ポスト(投函が可能な場合)
集荷依頼 ×
匿名配送 ×
追跡サービス ×(有料のオプションで追加可能)
補償 ×(有料のオプションで追加可能)
配達日数 差出日の翌日から翌々日以降(土日休日は配達されない)
配送日時指定 ×(有料のオプションで追加可能)
受け取り方法 非対面(郵便受けに入らない場合は対面または持ち戻り)
備考 信書を送付可能

※定形外郵便では特例として、6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙または布製のあて名札を付ければ、制限より小さいものでも差し出しが可能

普通郵便(定形・定形外郵便)の配送料金表/基本運賃は重さで変動

定形・定形外郵便の送料は全国一律料金で、差出場所や発送地にかかわらず発送する荷物の重さによって決まります。

普通郵便(定形・定形外郵便)の配送料金表
  定形郵便 定形外郵便(規格内) 定形外郵便(規格外)
25g以内 84円 取り扱いなし
50g以内 94円 120円 200円
100g以内 取り扱いなし 140円 220円
150g以内 210円 300円
250g以内 250円 350円
500g以内 390円 510円
1kg以内 580円 710円
2kg以内 取り扱いなし 1040円
4kg以内 1350円
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普通郵便(定形・定形外郵便)の利用方法・使い方

宛名の書き方

荷物を入れた封筒や箱に、お届けに必要な情報(郵便番号・住所・氏名)と、差出人の情報を忘れずに書きましょう。

封筒や箱に直接宛名を書きたくない場合は、コピー用紙に宛名を書き、適当な大きさに切り取って貼ればOKです。

手続き方法・差し出し場所

料金分の切手を貼って、ポストへ投函すれば発送完了です。

荷物がポストに入らない場合や料金を直接支払う場合は、郵便局の窓口で差し出しましょう。

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普通郵便(定形・定形外郵便)のメリット

差し出し場所に関係なく、様々なものが「全国一律料金」で安く発送できる

差し出し場所にかかわらず、配送料金が重さによって決まる全国一律料金ため、上手く使えば、どんな配送方法よりも安く荷物を送ることができます。

例えば、チケット・カード・金券などの薄くて軽い物の発送をする際、定形・定形外郵便(規格内)を利用すれば、クリックポストやメルカリ・ヤフオク専用ゆうパケットよりも送料が安くなります。

  • 定形郵便:25g以内84円、50g以内94円
  • 定形外郵便(規格内):50g以内120円、100g以内140円、150g以内210円
  • クリックポスト:198円
  • ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット:200円(送料出品者負担時)
  • おてがる配送(日本郵便)のゆうパケット:175円(送料出品者負担時)

ゆうパックや宅急便であれば、発送先が遠方になるほど基本運賃は高額になりますが、定形・定形外郵便であれば、差出地や発送先などにかかわらず全国一律料金のままです。沖縄や北海道、離島などに発送しても追加料金は掛からないため、それらの場所へ送料を抑えつつ届けたい場合には、有効な選択肢の一つになります。

ポスターやタペストリーなど、円筒状の物を安く発送できる

円筒状のものを送れる強みを活かして、ポスターやタペストリーなどを送るときに定形外郵便が役に立ちます。

他の発送方法よりも送料が安く済むので助かります。

ただし、3辺合計90cm以内で長辺60cm以内の決まりがあるため、丸めた状態でもサイズオーバーする場合は、素直にゆうパックや宅急便を利用しましょう。

信書を送ることができるサービスの中で、普通郵便は安価で自由度が高い

信書を送れるサービスとして日本郵便株式会社が提供しているものには、

  • レターパックプラス(520円)
  • レターパックライト(370円)
  • スマートレター(180円)
  • ミニレター(63円)

などがあります(EMS・国際スピード郵便は国外用なので除外)。

レターパックプラス・ライトと比べると、よほど重量のある物でない限りは、普通郵便で送ったほうが安く済みます。

また、定形郵便や定形外郵便(規格内)の重さ50g・100g程度であれば、スマートレターよりも安くなります。

さすがにミニレターには安さでは負けますが、サイズや重量制限の点で言えば、普通郵便のほうが自由度は高いです。

基本的に普通郵便を利用することにして、荷物のサイズや重量に応じて、レターパックやスマートレターを選択することをおすすめします。

 

普通郵便(定形・定形外郵便)のデメリット

追跡サービスがなく、配送中の破損・紛失による補償もない

追跡サービスや補償などがないため、リスクを負って荷物を発送しなければなりません。

追加料金を支払えばオプションを付けることも可能ですが、そこまでするメリットはほとんどありません。追跡サービスや補償などが必要ならば、最初からゆうパックや宅急便などを選択したほうが良いでしょう。

フリマアプリやネットオークションでは、普通郵便は推奨されていない

フリマアプリやネットオークションでは、出品者・購入者の双方が最後まで安心して取引をおこなえるよう、追跡機能や補償の付いた配送方法の利用がおすすめされています。

これは、普通郵便の利用を禁止したり制限しているわけではありませんが、メルカリ・ヤフオク!での購入者の中には、追跡サービスや補償のない普通郵便を嫌う方も少なからず存在します。

購入後のトラブルに繋がる恐れもあるため、普通郵便を配送方法に加える場合には、事前に説明文でお知らせしたり、普通郵便以外の配送方法をいくつか用意しておきましょう。

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普通郵便(定形・定形外郵便)についてをまとめると……

  • 普通郵便は、定形郵便・定形外郵便(規格内)・定形外郵便(規格外)に分かれている
  • 送料は荷物の重さによって決まる全国一律料金制
  • 追跡サービスや補償はない
  • 信書を送ることができる
  • 封筒や箱に必要事項を書き、切手を貼ってポスト投函・郵便局窓口で料金支払い
  • 遠方への発送では、ゆうパックや宅急便よりも安くなることがある
  • フリマアプリやネットオークションでは、追跡&補償のある配送方法もあわせて用意しておく

手紙・はがきだけでなく様々な物の発送にも使える普通郵便は、使い方次第で送料をググッと抑えることができますが、それは同時に安心・安全にかかわる配送オプションを犠牲にすることになります。

普通郵便で荷物を送ろうと考えている方は、相手の元へ無事に届くことを優先するのか、送料をできるだけ抑えることを優先するのかを今一度見直してから発送しましょう。

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