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ゆうパケット(専用あて名シール利用版)とは?使い方や送料、メリット・デメリットなどをご紹介

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アイキャッチ画像ゆうパケットの概要・利用方法

この記事では、専用あて名シールを利用する「ゆうパケット」の利用方法や配送料金、メリット・デメリットを紹介します。

厚さ3cm以内の小さい物の発送に適した配送方法である「ゆうパケット」。

以前は契約が必須の事業者用配送サービスでしたが、今ではフリマアプリやネットオークションなどで、専用ゆうパケットとして一般の方でも利用できるようになりました。

ここでは専用ゆうパケットの基礎となった、元祖「ゆうパケット」についてを紹介していきますが、メルカリ・ヤフオク!の専用ゆうパケットについては、下記の記事で詳しく紹介しています。

https://auction-monohertz.com/yu-yu-mercari

https://auction-monohertz.com/yahuoku-otegaruban

もくじ

ゆうパケット(専用あて名シール利用版)とは?

ゆうパケットは、日本郵便株式会社が提供している配送サービスのうちの一つ。

厚さ3cm以内の薄くて軽くて小さい物の発送に適したサービスです。

元々は年間500個以上の荷物を発送する事業者向けの配送サービスであり、ゆうパケットの利用にはあらかじめ契約をする必要がありました。

2016年10月1日からは契約が不要になり、その同時期に、ゆうパケットと同じような配送サービスであり、個人向けに均一料金で発送できる「ポスパケット」が廃止となりました。

つまり「ゆうパケット」は、ポスパケットに取って代わり、個人向け配送サービスとして拡大していったわけですね。

 

ゆうパケットは、規定内の大きさ・重さで、厚さ3cm以内であれば、事前登録不要で比較的安く発送できるという特徴があります。

そのため、本やCD・DVD、衣服、アクセサリーなど、小さい商品を多数出品するフリマアプリやネットオークションと非常に相性が良く、近年ではゆうパケットの派生として、メルカリは「ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット」、ヤフオク!は「おてがる配送(日本郵便)のゆうパケット」という専用の配送方法の一つに設定されるまでに成長しました。

専用ゆうパケットが登場したことによって、通常ゆうパケットが活躍する機会は極端に少なくなりましたが、手軽さとわかりやすさを気に入って、使い続ける人もまた少なくないサービスです。

 

ゆうパケット(専用あて名シール利用版)の取り扱いサイズ・配送料金・その他特徴など

取り扱い可能サイズ

ゆうパケットは、縦・横・厚さの3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内の荷物を送ることができます。

配送料金・基本運賃

ゆうパケットの配送料金は、荷物の厚さによって決まります。

全国一律運賃のため、どこから発送しても送料は変わりません。

荷物の厚さ 1cm以内 2cm以内 3cm以内
料金 250円 310円 360円

その他の特徴

追跡サービスが付いているため、荷物の場所を確認することができますが、配送中の破損・紛失による補償はありません。

日曜・休日も配達していて、おおむね差し出し日の翌日・翌々日には荷物が届けられます。

荷物は郵便受けに配達されます。

 

ゆうパケット(専用あて名シール利用版)の送り方・利用方法

送り状の書き方

郵便局で受け取った「専用あて名シール(無料)」に「発送に必要な情報(郵便番号・住所・氏名・電話番号)」を記入します。

手続き方法・差し出し場所

必要事項を記入した専用あて名シールを、配送料金分の切手と一緒に荷物に貼り、ポストに投函するだけでOKです。

郵便局窓口で送料を支払って差し出すことも可能です。

ゆうパケット(専用あて名シール利用版)のメリット

似たような配送サービスと比べて、登録不要・追跡サービス付きで発送できる

ゆうパケットと同じようなサービスに「クリックポスト」やヤマト運輸の「ネコポス」があります。

どれも、薄くて小さい物の発送に適しているサービスですが、クリックポストもネコポスも、事前にインターネットでの会員登録や個人事業主として契約を結ばなければなりません。

会員登録をせず、手軽に荷物を届けたい場合には、ゆうパケットは最適な選択肢の一つと言えます。

専用あて名シールと切手を貼れば、ポスト投函で発送できる

専用あて名シールだけは郵便局の窓口でもらう必要がありますが、荷物の差し出しにわざわざ窓口まで行かずに済むため、買い物に行く途中や仕事帰りなどでも荷物の発送ができます。

大量に発送することがあるならば、専用あて名シールや切手を何枚かまとめて準備しておくと良いでしょう。

 

ゆうパケット(専用あて名シール利用版)のデメリット

サイズ制限が厳しいわりに配送料金が割高に感じる

細かく設定されたサイズ制限に対して、送料が割高なことが一番のデメリットです。

追跡サービスが付いているのは嬉しいですが、安さだけで言えば、定形外郵便(規格内)のほうが、同じサイズの軽い荷物をお得に差し出せます。

また、会員登録必須のクリックポストであれば、似たようなサイズ規格で全国一律198円でお得に送ることができます。

手軽さが売りのゆうパケットですが、少しでも送料を安く済ませたい方にとっては、価格の高さが気になる配送サービスですね。

専用あて名シールを郵便局までもらいに行かなくてはならない

専用あて名シールと切手を貼った荷物を、ポスト投函で差し出せる配送方法なのに、その専用あて名シールを郵便局にもらいに行かねばならないという手間がもったいなく感じます。

それならば、定形外郵便(規格内)を利用したほうが手間が掛からずに済みます。

定形外郵便はゆうパケットと違って、直接封筒にあて名を書いたり、小さく切り取ったコピー用紙などに住所を書いて、切手と一緒に荷物に貼ればOKですからね。

メルカリ・ヤフオク!ユーザーには、通常ゆうパケットを使うメリットがほとんどない

発送の手間と料金の安さのどちらを見ても、通常ゆうパケットよりも専用ゆうパケットのほうが圧倒的に優秀です。

ご存じかと思いますが、メルカリには「ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット」が、ヤフオク!には「おてがる配送(日本郵便)」という専用配送方法が用意されています。

スマートフォンが一つあれば、発送手続きや料金支払いの手間がほとんど掛からないため、メルカリ・ヤフオク!ユーザーがあえて通常のゆうパケットを使うメリットはほとんどありません。

また、専用ゆうパケットの全国一律175円(送料出品者負担時)という料金の安さを知っていると、通常のゆうパケットがかなり割高に感じます。

スマートフォンやパソコンを持っていなければ、通常ゆうパケットを利用するメリットはあると思いますが、メルカリ・ヤフオク!ユーザーに関して言えば、通常ゆうパケットはまず利用しない配送方法になります。

 

ゆうパケット(専用あて名シール利用版)についてまとめると……

  • ポスパケットの代わりとして拡大した個人向け配送サービス
  • 3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内の荷物を発送可能
  • 送料は荷物の厚さによって変わるが、少々高額
  • 追跡サービス付きで、日曜・休日も配達され、翌日・翌々日には発送完了
  • 郵便局でもらった専用あて名シールを、切手と一緒に荷物に貼ってポストへ投函
  • 会員登録などは不要で手軽に発送ができる
  • メルカリ・ヤフオク!ユーザーは、専用ゆうパケットのほうを使おう

ゆうパケットの売りは、事前登録が不要でポスト投函で発送ができるところです。フリマアプリやネットオークション以外でも、活躍する力が充分にあるサービスです。

スマホやパソコンを使わないため、わかりやすく簡単に荷物が送れる方法としてはちょうどいい配送方法ですね。

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